2020年11月16日号
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PART1
包囲網もどこ吹く風 GAFAの次の一手
コロナ禍で人々のデジタル依存が高まり、巨大IT企業が「焼け太り」している。莫大な資金を次のイノベーションに投じ、多方面に市場シェアを伸ばしていく。従来型の規制では対応できない部分も多く、勢いは簡単に止まりそうにない。
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PART2
グーグルやフェイスブックも餌食? 膨らむアマゾン経済圏
GAFAの中でもひときわ事業を拡大しているのがアマゾン・ドット・コムだ。ネット通販はもちろん、クラウドサービスなどでデータを握っているのが強みだ。今や米国の雇用にも影響を与える同社を止めるすべはあるのか。
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PART3
データは革新の源泉 独占防ぐ仕組み模索
GAFAを中心とする巨大IT企業に集まるデータはイノベーションの源泉だ。欧州はGAFAに対する規制に加え、データ市場の設立に動いている。企業の自由な競争を促しつつ、公平なデータ利用への模索が続く。
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PART4
利害関係者が反旗 GAFAに未来はあるか
従業員に顧客、取引先。企業が大切にすべき人々がGAFAから離反し始めた。ESG投資が本格化し、成長を支えた機関投資家の目も厳しくなる。さらなる成長には、すべての利害関係者が利を得る経営が不可欠だ。
PROLOGUE
時事深層
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INSIDE STORY
トヨタ、ホンダなど上方修正も 米市場「K字回復」が落とす影
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MARKET
「バイデン景気」はバブルか 政権交代で膨らむ成長期待
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INDUSTRY
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COMPANY
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COMPANY
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FRONTLINE シリコンバレー
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グローバル ウオッチ
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