2020年10月12日号
-
PART1
ヒットの源は声なき声 エシカル消費を侮るな
かつて懐疑的な視線を向けられることも多かったエシカル消費が伸びている。ブームの主役は若年層で、消費の一大潮流になるかは未知数だ。先行企業が注力するのは、市場の小さな動きの重要性に気づいているからだ。
-
DATA編
コロナ禍で消費はここまで傷んだ
総務省の家計調査によると、2020年7月の2人以上世帯の消費支出は26万6897円で、前年同月に比べ7.6%減った。コロナ禍以降、20年2月は0.3%減、3月が6%減と徐々に縮小し、4月になると11.1%減、5月は16.2%減にまで落ち込んだ。緊急事態宣言が解除された6月は1.2%減に持ち直したが、感染再拡大で縮小幅が広がっている。
-
PART2
小さなヒット、こう量産 コロナ跳ね返す新発想
小さなヒットを効率的に量産するには、従来にはない発想が必要だ。レッドオーシャンには手を出さない、「売りにくい商品」は敬遠する……。そんな既存のヒットの法則は、今物を売るうえではかえって邪魔になりかねない。
-
PART3
ヒットの新法則、こう使いこなす 企業が今すべきこと
コロナ禍で小さなヒットを積み重ねるために必要なヒットの新法則。だがそれを頭に入れただけで行動しなければ、活路は見えてこない。ヒットの新法則を最大限に活用するため、企業がやるべきことを考える。