2020年8月31日号
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PART1
過去最悪ペースは確実 秋田、愛知に衝撃予測
コロナ禍で中小企業や個人事業主の廃業問題が深刻度を増している。件数は前年比で23%増えており、過去最大となるのは確実。廃業を止めるのではなく、新たな時代に向けた新陳代謝を促すときだ。
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PART2
今どき「廃業百景」 延命意欲砕く環境激変
コロナ禍は事業の弱点をあぶり出し、経営者に存続の判断を迫った。「職人の誇り」も「老舗の伝統」も厳しい変化の前に吹き飛んだ。もはや廃業は「後継者不在」に悩む事業主のものだけではない。
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PART3
企業減で新陳代謝 多様な承継法を活用せよ
中小企業の多さが非効率を生んでいた側面は否めない。企業の体を維持することにとらわれない、技術や雇用の残し方もあるはずだ。本当に成長する意欲を持つ中小企業を支援する体制を整備すべきである。
PROLOGUE
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