2020年8月10日号
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PART1
「達人企業」も大混乱 ノルマ廃止か続行か
コロナ禍で顧客との対面が難しくなり、企業の営業現場が大混乱に陥っている。従来の営業では売り上げは落ち込むばかり。だが「新しい売り方」も暗中模索の状況だ。そんな中、多くの企業が「ノルマを見直すか続けるか」に頭を悩ませている。
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PART2
「コロナ+高ノルマ」 企業破滅への最短距離
コロナ禍でも、業績悪化を恐れ、従来の目標設定を維持している企業は少なくない。だが逆風下の高ノルマは社員を暴走させ、取り返しのつかない事態を招きかねない。社会を驚かせた不祥事企業の社員が「過剰なノルマの恐ろしさ」を証言する。
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PART3
本当に結果は後から? 「ノルマなき経営」の不安
逆風下で高い目標を掲げるリスクが高まる中、ノルマ制度を見直す動きも出てきている。だが、目標設定なしに組織が成長を続けるには、様々な前提条件が必要になる。「結果は後から付いてくる」とノルマを廃止し、狭き道に迷い込む会社も少なくない。
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PART4
やはり人には目標が必要 コロナに克つ営業術
原則として、人や組織が成長するためにはやはり適正な目標設定が必要だ。コロナ禍でノルマを続けるには、売る力を今まで以上に鍛錬していくしかない。今もモノを売り続けている人の工夫から「コロナに克つ営業術」の基本を考える。
PROLOGUE
時事深層
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