2020年8月3日号
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PART1
「ここは世界一安全」人であふれる武漢 感染拡大の「震源地」は今
世界を大混乱に陥れたパンデミックの震源地、中国湖北省武漢市。7月中旬の同市では、過酷な都市封鎖を経験したとは思えぬにぎわいが広がっていた。世界で最初に新型コロナウイルスの脅威に直面した都市で生まれつつある新経済とは。
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PART2
ライブ配信からワクチン開発まで 経済復活で中国は世界を制すか
中国の4〜6月の実質GDPはプラスに転じ、コロナ禍から抜け出したことを印象付けた。政府は政策主導で生産や投資を回復。現在は雇用や消費のテコ入れに躍起だ。半導体やワクチンなど「コロナ後」への投資も。その成否は世界を揺るがしかねない。
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PART3
終わらぬ米中の対立、日本企業の「二股戦略」は通用するか
列強に侵略された「屈辱の100年」を晴らすかのように、中国は他国を威圧し始めた。米国のトランプ政権は禁輸措置などを総動員し、中国の封じ込めに乗り出した。政治と経済は別物とし、中国ビジネスを広げてきた日本企業も人ごとではない。
PROLOGUE
時事深層
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INSIDE STORY
感染者増でも開始、東京除外…… 「Go To」迷走で経済効果に影
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FRONTLINE シリコンバレー
「Zoomの次」を狙うGAFA、コロナ禍による新常態は好機
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INDUSTRY
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COMPANY
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グローバル ウオッチ
トランプ米大統領「中国領事館は『スパイ拠点』」だとし閉鎖を通告