2020年4月6日号
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Part1
オープンイノベーションに限界 革新の種は社内にあり
革新を起こすと期待されたオープンイノベーション。だが目に見えた成果が上がっていないとの声が多い。世界の先進企業の間では、「革新の種は社内にまき、育てる」戦略が目立ち始めた。
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Part2
ユニ・チャームや旭化成が先手、埋もれた技術を蘇らせる4つの戦略
「革新の種」は多くの企業に眠っているが、発掘することは簡単ではない。それらを見つけ、育て、製品化するには、いくつかの工夫が必要だ。専門部隊の創設から新しい形のベンチャーとの提携まで先進企業の事例を紹介する。
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DATA編
世界上位20社ランキング、強い企業ほど「社内の種」を育てている
ドイツの知的財産情報会社、パテントサイトは利用価値の高い特許を企業がどの程度持っているのかを指数化し、ランキングにした。過去10年に出願された特許が、2019年末までの2年間に出願された特許に引用された頻度を基に算出している。
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Part3
三菱電機、アップルとの共通点 革新力増強へ知財を経営の中心に
社内の種を育てる力を十分に持ったうえで、外部の知恵を活用する。そうすれば停滞するオープンイノベーションも軌道に乗る可能性が大きい。全ては、知的財産戦略の重要性を経営トップが理解するところから始まる。
PROLOGUE
時事深層
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