2020年3月16日号
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PART1
日立もトヨタも大改革 もう会社に頼れない 迫られるキャリア自立
グローバルでの競争環境に身を置いた会社にとって日本型雇用は足かせになる。会社に生涯のキャリアを預ける時代から、個人が主体的にキャリアをつくる時代へ。意欲を持って能力を磨く覚悟を持ち続けられるかが個人の未来を左右する。
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PART2
終身雇用崩壊後は「己を知る」が第一歩 キャリアの人間ドックを
大手企業が次々に日本型雇用からの脱却を模索する中、働く個人には何が必要なのか。悲観的になるより、己を知るきっかけだと捉えたい。専門家は、今後のキャリアを考える第一歩として、スキルの棚卸しを勧める。
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PART3
40代・50代でも挑戦するのは遅くない 「レジェンド」からの助言
40代や50代ともなると、「もう新たな挑戦をするほど若くない」と考えがちだ。ただ、人生100年時代を前提とすれば、まだ折り返し地点にすぎない。これまでの経験を生かし、さらなる挑戦を。2人のレジェンドのメッセージだ。
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PART4
もう”使われる”は終わり 会社を“使う”ミドルが日本の切り札に
時代の流れの速さに戸惑い、もはや会社に頼り切りでは生きられないミドル。危機感を胸に独り立ちを試みる彼らを後押しするのは、謙虚さと「学ぶ姿勢」だ。自らと社会を理解し会社をも使う「ニューミドル」の台頭が日本再興のカギとなる。
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編集長インタビュー
終身雇用、なぜ限界? 中西宏明・経団連会長「何でも一律は無理」
リンパ腫という大病を患い、3カ月に及ぶ入院生活と一時離脱を余儀なくされた。無事、復帰を果たした「財界総理」は、終身雇用をはじめ雇用慣行の見直しを強く求める。再成長に向け、日本企業や社会が「やり残していること」を聞いた。