2020年2月10日号
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Part1
「成長機会は社外にもある」 重い腰上げた大企業
人材を囲い込んできた日本の大企業が悩み始めている。新卒採用の人気が低下し、能力ある人材は会社を去る。「大企業」であることにあぐらをかいていては、もはや死を招くばかりだ。
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Part2
会社を「踏み台」にしてもOK 人材が集まる職場の作り方
ようやく動き始めた伝統企業に対し、先進的な企業は一歩前に行っている。自社内に起業のサイクルを作る、経営の意思決定にコミットさせる……。共通項は、成長につながる場を提供し、そこから羽ばたくこともいとわない柔軟性だ。
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Part3
非大学卒をスーパー営業マンに 「ヤンキーインターン」という虎の穴
人手不足もあり、高卒採用市場の需給は大卒を上回る逼迫ぶりだ。そんな非大卒者に営業ノウハウをたたき込むなど、教育するサービスに注目が集まる。元ヤンキー、ドロップアウト人材……、隠れた原石が戦力となるチャンスが広がる。
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Part4
人材流動化時代、自分を鍛えるのは自分自身
動画配信市場を切り開いた米ネットフリックス。競争は激しさを増しているが、米国外での有料会員数が1億人を突破するなど、足元のビジネスは堅調に推移している。
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Part5
野村再生工場の本質は「自信の回復」
プロ野球屈指の名捕手であり、監督として多数の選手の能力を引き出したことで知られる。終わったと言われた選手を復活させた「野村再生工場」の秘密はどこにあったのか。選手の名前を挙げながら人材育成・活用の要諦を語ってもらった。