2020年1月27日号
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Prologue
広がる「改革」への温度差
ソニーの復活もあって、電機業界の中でも改革が結果につながらない印象が強いパナソニック。社内を見渡すと、「改革」に対する経営陣と現場の温度差が広がっていることが分かる。
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Part 1
津賀一宏氏 パナソニック社長 やるからには過激にやる
社長交代の「不文律」といわれる6年を超え、続投すれば、9年目の長期政権となる。だが、プラズマテレビ事業からの撤退といった構造改革は足元で息切れ感が漂う。従業員数27万人の巨大企業をどう変えていくのか。
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Part 2
延長戦の「津賀改革」再成長へのもがき
2012年6月に就任して以来、改革にまい進する津賀一宏社長。Part1のインタビューで口にした「過激にやる」という言葉からは現状への不満がにじむ。パナソニックは変われるのか。再成長に向けてもがいている。
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Part 3
パナソニックが示す成長阻害の4つの「病」
パナソニックの売上高は約四半世紀もの間、停滞を続けている。そもそもなぜ長期にわたって停滞しているのか。歴史をひもとくと、成長阻害の4つの病があった。
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Part 4
変革の先駆者に学ぶ 問われる継続と徹底
電機を中心に変革の先駆者たちはどう成功に導いたのか。アプローチそのものはパナソニックと大きく変わらない。違いは継続性の有無だ。経営陣には過去の負の歴史を断ち切る覚悟が問われる。
PROLOGUE
時事深層
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INSIDE STORY
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MARKET
相次ぐTOB合戦から透ける日本の資本市場の未成熟さ
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COMPANY
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INDUSTRY
電動バイク普及、鍵は郵便局? ホンダが日本郵便に納入
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COMPANY
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MONEY
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POLITICS
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INDUSTRY
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FRONTLINE ニューヨーク
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グローバル ウォッチ
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