2020年1月20日号
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PART1
「時代遅れ」から復活したウォルマート 店舗×デジタルで攻勢
アマゾンなどECの浸透で「時代遅れの企業」とみられていたウォルマートが復活している。ネット通販全盛では「負の遺産」とみられがちな店舗にITを組み合わせる戦略が奏功した。「冷蔵庫の中まで配達」などの先進的なサービスでアマゾン・エフェクトに立ち向かう。
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DATA
デジタルシフトの戦略鮮明 データで見るウォルマート
「小売りの巨人」、ウォルマートはここ数年大胆な変革を図ってきた。投資の内訳や買収履歴のデータから、その覚悟が読み取れる。
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PART2
ウォルマートのデジタルシフト 成功に4つの要因
デジタル化でウォルマートはアマゾンに対抗する力を得た。ダグ・マクミロンCEOはいかにして現場の隅々にまでデジタルを浸透させたのか。雌伏の5年の間に、ウォルマートは巨大ながら敏捷性のある組織に生まれ変わった。
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PART3
ウォルマートはテクノロジー企業に変貌 問われる経営の覚悟
AIの学会に論文を続々と投稿するなど、先端技術の研究を進めるウォルマート。世界最大の小売企業は今、テクノロジー企業へと変貌を遂げようとしている。日本企業も経営の根幹を変えるほどの覚悟がなければ、衰退は免れない。