2019年11月25日号
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PART1
高まる中小企業淘汰論、経営者も「99%は要らない」
中小企業の数を今の半分以下にせよ──。そんな日本再生論が話題を呼んでいる。市場成熟や後継者難を背景に大幅な淘汰が避けられない日本の中小企業。当の経営者からも「自分たちは必要ない」との自虐が聞こえる。
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PART2
中小企業、全部消えたら「街」も「技術」も消える
大手の進出で個人店が消えた商店街、市場の成熟で大企業中心になった業界……。中小企業が消えた「街」や「産業」はその後、どんな運命をたどったのか。「大廃業時代」を先行体験した人々の証言からは「中小企業淘汰論」の盲点が浮かび上がる。
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PART3
必要な中小は残す 実践すべき5つの知恵
他社にない技術やノウハウを持ち、世の中に必要とされる中小企業は数多い。だが、今は経営環境が目まぐるしく変わる時代だ。普通に経営するだけでは生き残りは難しい。「ポスト大廃業時代」を見据え、独自の知恵と工夫を重ねる中小企業の動きを追った。
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