2019年10月28日号
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PART1
日本人の3分の1は日本語が読めない!?
簡単な計算ができず、日本語の文章を読んでも十分に理解できない。世の中を生き抜く必要最低限のスキルのない社会人が、今後増える恐れがある。教育の劣化が背景にあり、強い人材を育てる仕組みの再構築が欠かせない。
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PART2
北欧・スウェーデンに「学ばぬ人」がいない理由
国際的に高い競争力を維持し、イノベーションを次々と生み出す北欧・スウェーデン。数々の有名企業を輩出し、欧米の世界的企業を引き寄せる理由は、優れた人材の存在だ。背景には、徹底した実学重視の教育と、何度でも学び直せる社会の仕組みがある。
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PART3
即戦力の養成が主流 日本型は英国だけ
半人前の学生を一括採用し、職場内訓練(OJT)で一人前に育てる日本。大学が学生に十分なスキルを身に付けさせ、企業に供給するスウェーデン。他の国々の教育方針はどちらなのか。欧米・アジアの主要国の教育事情を展望する。
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PART4
新しい教育、長期で模索 「企業内学校」の再整備も
批判の多い日本型教育だが、専門家の中には、その有効性を指摘する声も少なくない。それでも現実に人材力低下が叫ばれている以上、現状に甘んじるわけにいかないのは明らかだ。国は新しい教育を模索し、企業は自前の育成システムを再構築する。日本の競争力回復はそこから始まる。
PROLOGUE
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