2019年7月8日号
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PROLOGUE
もう在庫は怖くない ラジコン2位、京商が息を吹き返した理由
市場縮小で在庫の山に押しつぶされかけたラジコンカーメーカーが立ち直りつつある。戦略的に在庫に向き合うことで突破口を開いた。「持たない」ことだけが正解の時代ではなくなっている。
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PART 1
「持つ、持たぬ」の損得勘定 注目分野の三番勝負
事業環境の急速な変化で、「持つ、持たない」の常識が変わり始めている。同じ業種でも考え方は分かれる。対照的なアプローチを取る企業の動きを追った。
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PART 2
コニカミノルタがファミコンで技術者教育をする理由
技術や競合状況、取引先など、ビジネスに環境変化はつきものだ。時の流れに対応して、何を自前で持てば競争力が高まるか。その判断が問われている。
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EPILOGUE
失われた「アニマルスピリッツ」 さらばバブル後のトラウマ
戦後、「持つ経営」で成長してきた日本企業は、バブル崩壊後、「過剰」におびえるようになった。「持たざる経営」による復活は投資家も歓迎したが、失ったものも小さくなかった。
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編集長インタビュー
ヨドバシカメラ社長 50年先を見て投資する
主要都市の駅前一等地に大型の自社店舗を構え、「持つ経営」で成長を続けてきた。今秋には大阪・梅田でテナント200店とホテルを備えた商業施設も営業を始める。EC(電子商取引)の拡大など環境が激変する中、どう生き残るのか。
PROLOGUE
時事深層
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緊急リポート LIXIL瀬戸氏を勝たせた 3つの要因
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COMPANY
ルネサス社長“解任”にINCJの影
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COMPANY
パナ、苦しい車載電池 パネルの「二の舞い」回避なるか
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COMPANY
LINEの信用スコア事業、集める顧客情報が「控えめ」な理由
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COMPANY
ルノーとの資本見直し言及 強気に転じた日産・西川社長
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POLITICS
G20、首相は17年から「仕込み」 シナリオ通りで参院選へ
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COMPANY
投信不適切販売、ゆうちょ銀のふり見て我がふり直せ
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INDUSTRY
空き地で稼ぐ「可動産」 フードトラックが都心で急増
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FRONTLINE 上海
制裁に抗うファーウェイのしぶとさ
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グローバル ウォッチ
トランプ米大統領、米中貿易協議、再開へ