2019年6月10日号
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PROLOGUE
上場企業の5割超 日本は「同族」大国
かつて遅れた経営形態と見なされた同族企業の研究が学術レベルで進んでいる。日本では上場企業の5割以上が同族経営で、日本の成長のカギを握る。日本の「ファミリービジネス」は本当に強いのか。
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PART1
通説覆す効率経営 人にも「優しい」?
同族経営という言葉からは、どこか後ろ向きで、非効率な空気さえ漂う。しかし実態は通説の逆のようだ。ファミリー企業の長所をデータから読み解いた。
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PART2
「経営」にこだわらず「所有」のあり方を探る
樫尾4兄弟が創業したカシオ計算機。前社長、和雄氏が亡くなり、経営は「第2世代」に移った。和雄氏の長男、和宏社長は創業家であることを強く自覚しながら、樫尾家の役割を練り直している。代替わり後の所有と経営のあり方をどうするかは、多くの同族企業に共通している課題だ。
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PART3
親族の争い、公私混同…泥沼に陥らないために
会社を興した創業家は社会に貢献したと言える。しかし、会社は育てばもはや公器だ。私物化や独善といったファミリー特有の罠に陥らないためにはどうしたらいいのだろうか。
PROLOGUE
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