2019年6月3日号
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PART1
高級EVで1万個搭載 電子機器はムラタが動かす
村田製作所が強みを持つ電子部品はとにかく小さくて単価も安い。だが、ムラタの部品がなければ、電子機器を動かせないほど、同社製品のシェアは高い。高シェアを背景に利益率でも競合を圧倒。日本の電子部品業界をリードする。
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こんなにスゴイ データで見る村田製作所
「コンデンサーを手掛ける高収益な京都企業」──。村田製作所について漠然としたイメージを持つ読者も多いだろう。まずは村田製作所の基本を見てみよう。
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PART2
現場を訪れて見えた、村田製作所の4つの強さ
2019年3月期の売上高営業利益率は16.9%と、国内電子部品大手で断トツ。村田製作所は、なぜここまで同業他社との利益率の差を出せるのか。製造から開発まで現場を訪れると、4つの強さが見えてきた。
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村田製作所には自由な風土が失われかけた時期があった
自由な村田製作所の風土が失われかけた時期があった。2000年代のこと。村田製作所はどうやってこの“危機”を乗り切ったのか。
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PART3
米中摩擦に負けない 村田製作所が探る次の成長モデル
スマートフォン向けコンデンサーを中心に事業規模を順調に拡大してきた村田製作所。
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編集長インタビュー
最強企業率いる村田製作所社長が語る自らの役割とは
トップシェア商品をいくつも抱え、圧倒的な収益力を誇る電子部品業界の「勝ち組」。スマートフォンと車載をクルマの両輪に売上高2兆円を目指す。創業家出身の3代目は、自らの役割をどう位置付けているのか。
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