2019年4月29日・5月6日号
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PART1
動き出す移動革命 トヨタ・ソフトバンクが鳴らす号砲
テクノロジーの力でヒトやモノの移動の利便性を高める「MaaS」が世界で広がっている。クルマや鉄道、バス、タクシー、シェア自転車など、あらゆる移動サービスを統合する動きだ。その波は日本にも押し寄せる。号砲を鳴らすのはトヨタ自動車とソフトバンクだ。
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PART2
MaaS先進地ルポ 世界は動き出した
デジタル技術を使って移動の効率化を目指すというMaaS。世界はもう動き出している。一体、何ができて、どんな効果を生み出すのか。米国と中国の先進地を例に解き明かす。
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DATA編
データで見るMaaSのポテンシャル
市場規模は2025年までに約10倍に。自動車産業の利益の源泉も変わる。データからMaaSのポテンシャルを見る。
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PART3
MaaSビジネスを因数分解 チャンスはここにある
世界で広がりを見せるMaaS。どこにビジネスチャンスは広がっているのか。MaaSビジネスを「因数分解」してみると、次の3要素が浮かび上がる。移動データを集め、解析し、使う──。チャンスはここにある。
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PART4
移動革命は実現するか 日本だから克服すべき課題
国内外で活発になるMaaSへの取り組み。だが、海外と比べると、日本の出遅れ感は否めない。
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編集長インタビュー
モネ・テクノロジーズ 宮川社長 Googleには搾取させない
孫正義氏の“懐刀”として、日米でソフトバンクグループの通信インフラ整備を切り盛りしてきた。目下挑んでいるのは、次世代移動サービスの日本連合づくり。トヨタ自動車との協業を起点に、多くの国内企業を巻き込めるか。