2019年2月25日号
-
PART1 あなたも狙われる~これが不正の手口だ
架空取引、子会社不正、社員の着服と、不正会計の手口はさまざまだ。最近の実例に基づき、企業がどんな手口に巻き込まれているかを検証する。
-
COLUMN そんなに昔から? 会計の「黒歴史」
金銭や物品の出入りを管理する会計。その歴史をひもとくと、不正が繰り返された「黒歴史」が浮かんでくる。
-
PART2 今、企業を粉飾に走らせる3つの要因
不正の背景には経営者の劣化、上場ブーム、変化対応の難しさがある。3つの要因は今も解決していない。粉飾はさらに増える可能性すらある。
-
PART3 専門家が警鐘、もう財務諸表は信用できない
不正会計がはびこる背景には、日本の企業社会が抱える制度的な欠陥がある。経営者はなぜ一線を踏み越えるのか。専門家の視点から分析する。
-
PART4 日本の「生ぬるさ」をゴーン氏は突いた
増え続ける不正会計を無くす方法はあるのか。二重、三重に仕組みを作るしかない。経営者への罰則強化、監査範囲の拡大、統治構造改革……。今こそ手を打つべき時だ。
PROLOGUE
時事深層
-
INSIDE STORY
ポイント経済圏に4000億円枠、メルカリが決済サービス
-
COMPANY
裁判もゴーン流、「無罪請負人」起用で徹底抗戦の布陣
-
COMPANY
アパート施工不良のレオパレス、「引っ越し難民」に拍車
-
INDUSTRY
攻めるキリン、守るアサヒ、戦略分かれたビール2強
-
INDUSTRY
阪急バス、運転士全員を正社員化 処遇改善の動き広がる
-
COMPANY
他社頼みの大塚家具、国内外で販路開けるか
-
INDUSTRY
商業施設にシェアオフィス、鬼門の上層階はにぎわうか
-
INDUSTRY
格安スマホに懸念、詐欺師が「SIMカード」を狙う理由
-
FRONTLINE シリコンバレー
「ギグエコノミー(日雇い経済)」、米国で相次ぎ上場へ
-
グローバルウォッチ
トランプ米大統領が「壁」建設へ非常事態宣言