2019年1月21日号
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PART1 自動運転やIoT、新技術で崩れる垣根
自動運転やIoT、新技術が拓くM&A大越境時代
日本企業による国境を越えたM&Aの奔流は、2019年も止まりそうにない。成長を求めて世界に攻め込むだけでなく、国内市場の縮小でせき立てられる企業も多い。技術を持つ日本勢には海外企業も触手を伸ばす。業種の垣根を越えたM&Aも増えそうだ。
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PART2 証券マン、相次ぐ「日立詣で」
規模を求めないM&A新潮流 時代は断捨離へ
売上高を追わず、事業領域を絞る「選択と集中」がグローバル経営の潮流になっている。資本効率を高めるため、たとえ黒字でも低採算なら事業を売る動きが広がってきた。持っていても困りはしないが、思い切って切り離すさまは、まさに“断捨離”だ。
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PART3 海運や電機、地銀まで保有
M&A大予測 物言う株主が引き起こす再編
アクティビストと呼ばれる物言う株主が存在感を増している。彼らは経営陣を突き上げて、株主還元や再編を求め、株価を引き上げようとする。こうした外圧に端を発したM&Aが増え、対抗しようとする動きも広がっている。
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番外編 プロが語るびっくりディール
M&Aディールのプロたちが放談 2019年のびっくり予想
技術も顧客の動向も大きく変わる激動の時代。常識にとらわれてはいられない。M&Aでも頭の体操は必要だ。ディールのプロたちに2019年のびっくり予想を聞いてみた。