楽天グループが発表した2022年12月期の連結決算(国際会計基準)は最終損益が3728億円の赤字となった。最終赤字は4期連続。EC(電子商取引)事業や金融事業は好調だったが、モバイル事業が重荷に。つながりやすい周波数帯である「プラチナバンド」取得に躍起だが、実現しても掲げた目標にはまだ遠い。

「年内何とか頑張って、月次の単月(黒字)は出していきたい」
2月14日、2022年12月期の決算会見に登場した三木谷浩史会長兼社長は過去最大の赤字幅の主要因となったモバイル事業について、これまで掲げてきた「23年中の単月黒字化」の目標を維持する執念を見せた。
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