最先端半導体の国産化を目指すRapidus(ラピダス、東京・千代田)は米IBMと技術開発の契約を結んだ。IBMは技術開発で世界の先頭を走ってきたが、台湾積体電路製造(TSMC)が脅威となっている。IBMはラピダスとの提携を機に、自らが形成するTSMC対抗軸に日本を引き込みたい構えだ。

ラピダスは米IBMと提携し、最先端の集積化技術などを導入する
ラピダスは米IBMと提携し、最先端の集積化技術などを導入する

 「技術・産業構造や地域的な偏りはリスクを大きくし、間違いが起これば世界は混乱する。バランスの取れた国際連携は世界、日本にとって重要だ」。12月13日、ラピダスの東哲郎会長は提携の意義をこう強調した。

 最先端半導体のファウンドリー(受託製造会社)を目指すラピダスはIBMが持つ回路線幅2ナノ(ナノは10億分の1)メートルの集積化技術などを導入する。米ニューヨーク州アルバニーにあるIBMの拠点に技術者を派遣する。

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