ソニーグループとホンダが折半出資する「ソニー・ホンダモビリティ」は2025年にEV(電気自動車)を発売する。エンタメ機能を付けた独自のEVを目指すが、自動車業界や知財に詳しい識者は米アップルが競合になると予想。26年ごろに同社のEV「アップルカー」が披露されるとの観測もあり、水面下での開発競争が始まっている。

今年10月、東京都内で開いた共同出資会社の設立記者会見で、ソニー・ホンダモビリティの水野泰秀会長兼最高経営責任者(CEO)は「生き残りにはエンタメなどソフトにシフトして付加価値を付ける必要がある」と語った。
2025年に発売と時期は表明しているものの、ソニーとホンダが共同開発するEVの概要はいまだベールに包まれている。分かっているのはソニーの持つゲームや映画、音楽などのエンターテインメントコンテンツを活用する点だ。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り928文字 / 全文1302文字
-
【締切迫る!】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?