原材料の高騰や急速な円安トレンドなど、様々な外的要因が重なり、生活用品の値上げラッシュが続いている。小売りや外食などの業界に逆風が吹く一方、あえて価格を据え置く「やせ我慢」戦術を選ぶ企業が目立ってきた。物価上昇に賃上げが追い付かず節約志向が強まる中、価格維持は消費者の購買意欲を喚起する一手となるか。

世間の値上げラッシュに対抗するドン・キホーテの売り場
世間の値上げラッシュに対抗するドン・キホーテの売り場

 「世の中の値上げに負けてたまるか!!」「魅せますドンキの底力!」。

 「驚安の殿堂」を掲げるドン・キホーテが、「値上げの秋」に徹底抗戦を表明した。10月17日から1カ月限定で小麦粉やトイレットペーパーなど生活必需品201品目の価格を据え置くキャンペーンを始めたのだ。なぜ、このタイミングだったのか。

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