米ウォルト・ディズニーが動画配信サービスで首位の米ネットフリックスを猛追している。後発をものともしない背景には、1957年から同社に伝わる経営手法「フライウィール(弾み車)」の存在がある。そのまま採用せずに現代版にアレンジしているのがポイント。その中身とは?

カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドを9月初旬に訪れると、多くの観光客でにぎわっていた
カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドを9月初旬に訪れると、多くの観光客でにぎわっていた

 2023年に創立100周年を迎える米ウォルト・ディズニーが、動画配信サービス市場で首位の米ネットフリックスを猛追している。配信プラットフォーム「ディズニー+(プラス)」の世界の会員数は22年4~6月期だけで1440万人増え、1億5210万人に達した。19年11月の配信開始から3年弱で急成長した。傘下の別ブランド「Hulu」と「ESPNプラス」も合わせれば、ディズニーが抱える会員数は2億2100万人。首位に君臨してきたネットフリックスの2億2067万人をついに上回った。

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