米モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)がこのほど来日した。工場建設などについて政府関係者と会談したほか、日本の学生との対談の場も設けた。同社の創薬プログラムの普及を図るほか、自身の経験に基づく起業の魅力も力説した。

新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの開発と世界供給で成功を収めた米モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)がこのほど来日した。
日本でのワクチン工場の建設に向けて政府と協議しているモデルナ。現在主流のオミクロン型に対応したワクチンも日本で承認申請準備を進めており、政治家や政府関係者などと直接対話できたことは、今後の事業展開に大いに役立っただろう。
だがそれ以上に、将来への種まきができた点で、バンセルCEOにとって貴重な機会だったに違いない。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り933文字 / 全文1290文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?