マツダが9月に販売を開始した新型多目的スポーツ車(SUV)「CX-60」がライバルの苦境を尻目に快走している。事前予約を始めて3カ月で約9000台の注文を獲得。1台500万円を超える高価格帯のモデルが売れ筋だ。人気の理由はFR(前部エンジン・後輪駆動)方式を採用した製品そのものの魅力だけではないようだ。

「試乗予約が殺到している」。3連休の初日となった9月17日、神奈川県のあるマツダ販売店の営業担当者は表情をほころばせた。
客の目当ては、その2日前に正式販売となったCX-60。マツダが順次投入を計画する中・大型の上級SUV「ラージ商品群」の第1弾だ。今回発売されたモデルは新開発したディーゼルエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車(HV)。ガソリン車やプラグインハイブリッド車(PHV)など他のモデルは12月以降に販売を開始する。
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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
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通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
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