ソニーグループが半導体事業で、中途採用の一部エンジニアらを対象にフルリモートワークを試験導入する。国内で各社が生産能力を引き上げるなど半導体への投資が盛り上がる中、人材不足への危機感が強い。スマートフォン、自動車などの画像センサーで世界首位だが、人材確保に乗り遅れると成長の足かせになりかねない。

ソニーグループは画像センサーで世界首位を走るが……(写真=AFP/アフロ)
ソニーグループは画像センサーで世界首位を走るが……(写真=AFP/アフロ)

 「成長をけん引している半導体において、人材確保が非常に重要な経営テーマだ」。ソニーグループの安部和志執行役専務は9月に開いた事業説明会で、半導体部門の中途採用において出社を前提としない「フルリモートワーク」を試験導入すると語った。

 半導体子会社のソニーセミコンダクタソリューションズ(神奈川県厚木市)が10月以降に取り入れる。職種は、半導体の回路設計やソフトウエア開発などのエンジニアのほか、営業や企画管理といった事務職となりそうだ。ソニーは対象となる人材の採用数を公表していない。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り881文字 / 全文1280文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。