通販サイトや金融機関などの偽サイトに誘導し、個人情報を抜き取る「フィッシング詐欺」が急増している。監視団体への報告件数は1年で約3倍に増えた。不正急増の背景には、クレジットカード情報など、日本人の個人情報が売買されている海外の闇市場という存在があるようだ。
7月までに、中国人6人が神奈川など複数の県警による合同捜査本部に逮捕された。フリマアプリ大手メルカリの電子決済サービス「メルペイ」で、他人のアカウントを不正に利用してコンビニエンスストアから商品を大量に購入したなどの疑いがあった。
容疑者らはフィッシング詐欺などで入手した他人のアカウントに不正アクセスして決済を繰り返したとみられる。
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