米アップルが「iPhone」などの製品価格を日本で一斉に値上げした。最新機種「iPhone 13」の価格は19%増となり、消費者の注目は割安な中古品に集まる。それでも日本の価格は世界では割安。外国人観光客が日本で買い求める動きが活発化するかもしれない。

 「この2週間で中古iPhoneに関する問い合わせが2倍以上になった。これまでiPhone SEは目立った傷などがなければ2万円台だったが、7月以降は3万円を超えている」。こう話すのは、東京・池袋にある家電量販店の中古スマホ売り場の担当者だ。

 理由ははっきりしている。米アップルが7月1日からiPhoneなどの価格を日本で一斉に値上げしたからだ。最新機種のiPhone 13(128GB)は19%、税込み9万8800円から11万7800円へと2万円近い値上がりとなる。アップルは理由を明らかにしていないが、円安が急速に進むなかで、ドル建てでの収益低下を回避するために、価格調整を実施したもようだ。

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