中古エアコン市場が盛り上がり、リユース⼤⼿などの販売台数が⼤幅に増えた。猛暑や物価高など複合要因によってネット上の個⼈間売買も増えるなど、市場の動きが目まぐるしい。中古品の存在感の⾼まりは、メーカーの事業戦略に影響を与えるかもしれない。
7月初旬、東京・練馬の総合リユースショップ「トレジャーファクトリー」練馬店。「在庫が切れてしまい、商品は店頭に出ている限りしかない」。副店長の小俣幸亮氏は、中古エアコンが異例の品薄状態だと話した。

運営会社トレジャー・ファクトリーは全国に同じ店を約70店持ち、6月の全店舗の中古エアコン販売台数は前年同月比9割増えた。中古が売れる要因の一つはもちろん、早く訪れた猛暑。高機能な商品に買い替えたり、エアコンのなかった部屋に取り付ける人が増えたりして新品不足になり、需要が中古に流れた。
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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
生成AIの利点をどのように理解し、想定されるリスクに対してどのように対処するか。日経ビジネスは6月20日(火)に「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」と題したウェビナーを開催します。日経ビジネス電子版にて「『AI新時代』の落とし穴」を連載中の米シリコンバレーのスタートアップ企業、ロバストインテリジェンスの大柴行人氏を講師に迎えて講演していただきます。
通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
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