中古エアコン市場が盛り上がり、リユース⼤⼿などの販売台数が⼤幅に増えた。猛暑や物価高など複合要因によってネット上の個⼈間売買も増えるなど、市場の動きが目まぐるしい。中古品の存在感の⾼まりは、メーカーの事業戦略に影響を与えるかもしれない。

 7月初旬、東京・練馬の総合リユースショップ「トレジャーファクトリー」練馬店。「在庫が切れてしまい、商品は店頭に出ている限りしかない」。副店長の小俣幸亮氏は、中古エアコンが異例の品薄状態だと話した。

全国に約70店ある「トレジャーファクトリー」では中古エアコンが異例の品薄状態に(東京・練馬の店舗)
全国に約70店ある「トレジャーファクトリー」では中古エアコンが異例の品薄状態に(東京・練馬の店舗)

 運営会社トレジャー・ファクトリーは全国に同じ店を約70店持ち、6月の全店舗の中古エアコン販売台数は前年同月比9割増えた。中古が売れる要因の一つはもちろん、早く訪れた猛暑。高機能な商品に買い替えたり、エアコンのなかった部屋に取り付ける人が増えたりして新品不足になり、需要が中古に流れた。

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