この記事は日経ビジネス電子版に『まるでSF映画、メタが見せたVRヘッドセットの理想形』(6月27日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』7月4日号に掲載するものです。

自己を投影したアバターでインターネット上の仮想空間に没入する「メタバース」がぐっと身近になってきた。米メタプラットフォームズは大幅な小型・軽量化を実現する次世代VRヘッドセットのコンセプトモデルを発表。VR機器の活用をゲーム用途に限らず、コミュニケーションツールとして万人に普及する未来を目指す。

スキー用のゴーグルと同等のサイズまで小型・薄型化したVRヘッドセット「ホロケーキ2」を装着するマーク・ザッカーバーグ氏
スキー用のゴーグルと同等のサイズまで小型・薄型化したVRヘッドセット「ホロケーキ2」を装着するマーク・ザッカーバーグ氏

 2045年が舞台となるSF映画「レディ・プレイヤー1」では、主人公が小型のVR(仮想現実)ヘッドセットを身に着けて仮想世界に没入する姿を描いた。そんな近未来がぐっと身近に引き寄せられるかもしれない。

 米メタプラットフォームズ(メタ、旧フェイスブック)は22年6月、これまで取り組んできたVR機器の技術開発の成果を一挙に披露。それら数々の技術の集大成として、次世代VRヘッドセットの開発コンセプトモデル「ミラーレイク」を発表した。

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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

 近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
 生成AIの利点をどのように理解し、想定されるリスクに対してどのように対処するか。日経ビジネスは6月20日(火)に「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」と題したウェビナーを開催します。日経ビジネス電子版にて「『AI新時代』の落とし穴」を連載中の米シリコンバレーのスタートアップ企業、ロバストインテリジェンスの大柴行人氏を講師に迎えて講演していただきます。
 通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。

■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

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