この記事は日経ビジネス電子版に『「令和臨調」が発足大会 民主導の政治改革へ、3度目の挑戦』(6月20日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』7月4日号に掲載するものです。
政治改革や財政・社会保障制度などについて提言する「令和国民会議」(令和臨調)が発足大会を開いた。民間主体で議論を深め、先送りされてきた改革を前に進めるために合意形成と世論喚起に取り組む。大会では岸田文雄首相など与野党6党の党首が出席し、目指す社会像や財政などを巡って意見を交わした。

令和臨調は1990年代に民間有志が参加して選挙制度や政治資金制度の改革を訴え、小選挙区比例代表並立制などの導入につながった「政治改革推進協議会」(民間政治臨調)の令和版。民間政治臨調はその後「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)に衣替えし、内閣主導の政策決定の推進や政権公約の導入などを提唱したが、近年は活動休止状態だった。民間が引っ張る形で政治改革に取り組む臨調の試みは3度目の挑戦となる。
令和臨調には経済界や労働界、学識者など約100人が参加する。共同代表には茂木友三郎・キッコーマン名誉会長や小林喜光・三菱ケミカルホールディングス取締役、佐々木毅・元東京大学総長、増田寛也・日本郵政社長が就任した。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り847文字 / 全文1395文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
生成AIの利点をどのように理解し、想定されるリスクに対してどのように対処するか。日経ビジネスは6月20日(火)に「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」と題したウェビナーを開催します。日経ビジネス電子版にて「『AI新時代』の落とし穴」を連載中の米シリコンバレーのスタートアップ企業、ロバストインテリジェンスの大柴行人氏を講師に迎えて講演していただきます。
通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
Powered by リゾーム?