商品のブランド価値を高めるため、資生堂が国内生産拠点の拡充に注力している。IoT技術の導入で品質を担保し、ロボットやAI(人工知能)が工程作業をサポートする。お膝元である日本で生産技術を進化させ、2030年までに業界の世界トップを目指す。

最先端のIoT技術を導入した福岡県久留米市の新工場(写真=諸石 信)
最先端のIoT技術を導入した福岡県久留米市の新工場(写真=諸石 信)

 資生堂が国内生産拠点の拡充を急いでいる。国内で36年ぶりの新工場となった2019年竣工の那須工場を皮切りに、翌20年には大阪茨木工場を開設。22年6月からは中価格帯のスキンケア製品を生産する福岡県久留米市の新工場を本格稼働させる。

 同工場について魚谷雅彦社長CEO(最高経営責任者)は「世界で最高峰の生産性を誇る工場を目指す」と語る。なぜ、資生堂は「メード・イン・ジャパン」にこだわるのだろうか。

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