この記事は日経ビジネス電子版に『みずほ銀行の新頭取が振り返る、「旧行間の対立」が残ったワケ』(6月8日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』6月20日号に掲載するものです。
2022年4月に就任したみずほ銀行の加藤勝彦頭取が、日経ビジネスのインタビューに応じた。システム障害で問題視された組織の風土を改めつつ、移り変わりの激しいビジネスに機動的に向き合う。そんな難度の高いミッションに挑む覚悟と、思い描く今後のビジョンを語った。

システム障害を受けた業務改善計画の進捗は。
顧客目線の経営を目指し、現場に「緊密にコミュニケーションを取りたい」と伝えてきた。本部に「提言ポスト」を作り、営業店にはコミュニケーターを配置。1カ月で2000~3000件の声が上がるようになった。
リテール・事業法人部門の営業店では3カ月に1回は全社員と話す機会を設け、すでに約7000人が参加した。本部のスタッフとも座談会形式で意見交換している。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り886文字 / 全文1309文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?