この記事は日経ビジネス電子版に『2000円でTDL「美女と野獣」にすぐ乗れる 価格多様化は広がるか』(5月17日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月30日号に掲載するものです。

東京ディズニーリゾートが2000円を支払えばアトラクションを時間指定で予約できるサービスを導入した。客単価を増やすために導入されたと捉えられるが、コロナ禍で来園者側の混雑を避けたいニーズも高まっている。大勢の人との接触を余儀なくされるレジャー産業は、価値観の多様化に応じたサービス価格の複線化が求められる。

プレミアアクセスの対象となったTDLの「美女と野獣“魔法のものがたり”」(写真=©Disney)
プレミアアクセスの対象となったTDLの「美女と野獣“魔法のものがたり”」(写真=©Disney)

 東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは、5月19日から「ディズニー・プレミアアクセス」と呼ぶ新サービスを導入した。1回当たり2000円を支払えば園内の対象アトラクションを時間指定で予約できるもので、東京ディズニーランド(TDL)の「美女と野獣“魔法のものがたり”」など2つの人気アトラクションに適用される。

 これまでも、「ファストパス」や「スタンバイパス」といった人気アトラクションの優先入場サービスはあったが、プレミアアクセスはそれをさらに進化させたものだ。発行枚数には上限があるが、来園者が自分でアトラクションの利用時間を指定できる。来園者に利用時間を自動的に指定する従来の仕組みとは異なるため、より計画的に園内を回ることができる。

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