この記事は日経ビジネス電子版に『パナソニック、車載電池事業の上場も テスラ向け「ギガファク」の次』(5月16日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月30日号に掲載するものです。

パナソニックホールディングス(HD)の楠見雄規社長が車載電池事業を上場させる可能性に言及した。2023年度に和歌山工場で新型円筒形電池を量産する予定で、さらに米国工場の建設も検討している。米テスラ向け工場「ギガファクトリー」の立ち上げに苦しんだ反省も踏まえ、2度目の大規模投資を見据える。

 「和歌山で量産してから米国に投資すべきかを見極める。投資規模によっては上場もあるかもしれない」

楠見社長はまず国内で「4680」を量産すると説明。
楠見社長はまず国内で「4680」を量産すると説明。

 楠見雄規社長が5月11日、決算発表前に急きょ開いた記者会見の主題は、傘下の米ソフトウエア会社ブルーヨンダーを中心とする新会社の上場を検討するとの内容だったが、車載電池の事業会社パナソニックエナジー(大阪府守口市)の上場可能性についても問われ、こう説明した。

 車載電池の事業について注目されてきたのは、約2000億円を投じて2017年に稼働させたギガファクトリー以来となる大規模投資に実際に踏み切るかどうかだ。

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