この記事は日経ビジネス電子版に『ソニー、初の営業利益1兆円超も 鈍るゲームの成長力』(5月17日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月23日号に掲載するものです。

ソニーグループの稼ぎ頭であるゲーム事業の成長力が、足踏みする可能性が出てきた。半導体不足と物流停滞でゲーム機「プレイステーション(PS)5」の供給が鈍化。ソフト開発の負担も重くなる。6月に刷新する定額制サービスと従来の売り切り型ビジネスのバランスが、収益性を占う一つの材料となる。

2023年3月期のPS5販売台数は1800万台を計画している(写真=Thiago Prudencio/DAX via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)
2023年3月期のPS5販売台数は1800万台を計画している(写真=Thiago Prudencio/DAX via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)

 ソニーグループが10日発表した2022年3月期の連結営業利益は前の期比26%増の1兆2023億円で過去最高となり、初めて1兆円を超えた。「スパイダーマン」シリーズがヒットした映画事業やエレクトロニクス事業が好調だった。

 十時裕樹CFO(最高財務責任者)は23年度まで3年間の中期経営計画について「営業利益は前中計から一段切り上がった水準を見込む」と自信を見せた。

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