この記事は日経ビジネス電子版に『ホンダ、30年にEV生産200万台 GMと手を携えて挑む難路』(4月13日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』4月25日号に掲載するものです。
1年前、三部敏宏社長の就任会見で日本の自動車メーカーとして初めて「脱ガソリン車」を宣言したホンダ。その道筋を具体化し、2030年時点で年200万台の電気自動車(EV)生産を目指すと発表した。協業パートナーの米ゼネラル・モーターズ(GM)と手を携え、EVシフトの難路に挑む。

4月12日、ホンダは四輪車の電動化についての説明会を開いた。今後10年間で、電動化・ソフトウエア領域の研究開発などに約5兆円を投じ、2030年までに全世界で30車種のEVを投入する。30年時点でEVの生産台数を年200万台超とする。
就任会見で、販売する新車を40年までにEVまたは燃料電池車(FCV)とすると宣言した三部社長。計画達成へのカギはGMとの協業拡大だ。両社はこれまでGMのEV専用プラットホーム(車台)をベースとするEVの共同開発を進めてきた。
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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
生成AIの利点をどのように理解し、想定されるリスクに対してどのように対処するか。日経ビジネスは6月20日(火)に「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」と題したウェビナーを開催します。日経ビジネス電子版にて「『AI新時代』の落とし穴」を連載中の米シリコンバレーのスタートアップ企業、ロバストインテリジェンスの大柴行人氏を講師に迎えて講演していただきます。
通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
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