この記事は日経ビジネス電子版に『JR東海が異例の列車増発 新幹線収益で「脱国鉄」一番乗り 』(3月11日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』3月28日号に掲載するものです。

JR各社の3月ダイヤ改正では、利用客の減少による減便が目立った。しかし、JR東海は名古屋地区に新型車両を導入し、朝ラッシュ時に増発した。高収益な東海道新幹線の存在で、「JRでは初めて」旧国鉄からの継承車両も一掃した。

JR東海は315系(左)の投入で旧国鉄の車両(右)を一掃した
JR東海は315系(左)の投入で旧国鉄の車両(右)を一掃した

 3月12日のダイヤ改正では、JR東日本とJR西日本の列車削減幅が民営化後で最大規模となった。首都圏では朝ラッシュ時の運行本数が1時間当たりで最大2割減った。

 そんな中、逆に増発になったのがJR東海の中央本線(名古屋駅~中津川駅間)だ。名古屋駅到着時刻を基準にすると、午前7時台に1本、午前8時台に2本増えた。これまで10両編成だったものが8両編成に変更されたためで、運行本数に車両数を掛け合わせた「輸送力」はほぼ変わらない。しかし減便の嵐の中では際立つ。

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