この記事は日経ビジネス電子版に『東芝が「大好きです」、島田新社長が就任会見で繰り返した理由』(3月2日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』3月14日号に掲載するものです。

3月1日、東芝の新社長にドイツ・シーメンス出身の島田太郎氏が昇格した。会社分割を問う臨時株主総会が24日に迫り、トップ交代で株主の理解を得たい考えだ。分割ではない非上場化案を求める声も根強く、どの道へ進むにも強力なリーダーシップが求められる。

外資出身の島田社長(右)は柳瀬副社長(左)とタッグを組む
外資出身の島田社長(右)は柳瀬副社長(左)とタッグを組む

 3月1日に東芝の綱川智社長兼CEO(最高経営責任者)と畠澤守副社長がそれぞれ退任した。両氏は6月の定時株主総会まで取締役として残る予定だが、執行トップは刷新された。

 24日に開く臨時株主総会では会社の2分割案について賛否を問う。議決権ベースで過半数の賛成を得られるかが焦点だが、大株主から反発も出ている。指名委員会のレイモンド・ゼイジ委員長は1日の会見で「株主からリーダーの交代を求める声があった」と発言。臨時総会まで約3週間というタイミングで、トップの交代に踏み切った。

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