この記事は日経ビジネス電子版に『住宅ローン「固定」シフトは進むのか メガバンクが金利引き上げ』(3月1日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』3月7日号に掲載するものです。
メガバンクが相次いで住宅ローンの固定金利を引き上げた。金利の先高観を反映し、長期の固定金利を検討したり希望したりする住宅購入者も増えているようだ。超低金利下、政策金利と連動する変動型優位の構図だったが、塗り替わるのか。
「長期固定型は考えたことがなかったが、いずれ金利が上昇するかもしれないので検討した」
2月、都内で5000万円台の新築マンションを購入した40代女性はこう語る。金利上昇を懸念し、借り入れは財務基盤が安定しているメガバンクからにしようかとも考えたが、最終的には低金利が魅力のインターネット専業銀行を選んだ。変動金利は年0.3%台、10年固定金利は年0.9%台。「もっと安い金利を提示するネット銀行もあったが、財務基盤が弱ければ金利上昇局面で上げ幅が大きくなる可能性もあると思って」と、ネット銀最大手を選んだという。
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