この記事は日経ビジネス電子版に『ANA経営陣刷新に透ける3つの覚悟 反骨のLCC立役者も大抜擢』(2月17日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』2月28日号に掲載するものです。

ANAホールディングス(HD)が4月1日付のトップ交代人事を発表した。持ち株会社には国際経験豊かな芝田氏、事業会社にはLCC(格安航空会社)で頭角を現した井上氏が就く。その人事の真意を推し量ると、ANAグループの再成長に向けた「3つの覚悟」が見えてくる。

<span class="fontBold">ANAHD社長に就任する芝田浩二氏(上写真の左)と、ANA社長に就任する井上慎一氏(下写真の左)</span>
ANAHD社長に就任する芝田浩二氏(上写真の左)と、ANA社長に就任する井上慎一氏(下写真の左)

 「最強の布陣をつくったということだ」。2月10日、記者会見で一連の人事の意図について問われたANAHDの片野坂真哉社長はこう胸を張った。

 2021年10~12月期は8四半期ぶりに営業黒字へ転換したANAHDだが、実施してきたコスト削減策のさらなる深掘りは難しい。今のANAHDに求められるのはウィズコロナ、アフターコロナでも通用する増収策だ。その再成長に向けた3つの覚悟がトップ人事から透けて見える。

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