この記事は日経ビジネス電子版に『米でテスラ越え目指すGM、EVで攻勢 鬼門の電池が反撃のカギ』(2月8日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』2月21日号に掲載するものです。
2021年、電気自動車(EV)で大規模リコール(回収・無償修理)を迫られた米ゼネラル・モーターズ(GM)。このほど主力の大型ピックアップトラックのEV版を発表するなど、EVで巻き返しに動き出した。米EV市場で首位をひた走る米テスラを25年までにシェアで逆転する目標を掲げる。成算はあるのか。

「2025年までにEVと自動運転技術に350億ドル(約4兆円)を投じる計画の経過は順調です。この間に世界で30車種以上のEVを発売し、あらゆる価格帯と生活スタイルに合う選択肢を提供します」
1月、米技術見本市「CES」でオンライン講演したGMのメアリー・バーラCEO(最高経営責任者)はEVシフトへの意気込みを強調。23年に「シボレー」ブランドから発売する電動の大型ピックアップトラックを披露した。
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