この記事は日経ビジネス電子版に『アサヒは「スーパードライ」発売後36年で初 ビール刷新相次ぐわけ』(1月11日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』1月24日号に掲載するものです。

アサヒビールが旗艦商品である「アサヒスーパードライ」の発売から36年目にして初めての刷新を決めた。サッポロビールも発売45周年を迎える「サッポロ生ビール黒ラベル」をリニューアルする。酒税変更によって「狭義のビール」が主戦場になる時代を見据えた競争が激しくなってきた。

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アサヒビールの塩澤賢一社長(写真の右)

 「スーパードライは、これがなければアサヒビールが存続できなかったほど重要なブランドだ。嗜好品の味を変えるには勇気がいるしリスクも伴うが、(1987年の発売から)36年目にフルリニューアルを行う」

 アサヒビールの塩澤賢一社長は1月6日に開いた発表会でこう宣言。旗艦商品であるスーパードライの味やパッケージを全面刷新し、2月中旬以降の製造分から切り替えることを明らかにした。「辛口」や「シルバーパッケージ」といった特徴を残しながら、ホップの香りや飲み応えを強めた。

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