この記事は日経ビジネス電子版に『USJ再生の森岡氏「失敗を恐れるな リソースの3割を新事業に」』(12月7日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』1月10日号に掲載するものです。

マーケティング支援会社、刀(大阪市)の森岡毅CEO(最高経営責任者)は、高度成長期の財産で生き残っている日本企業に、失敗を恐れず挑戦せよと説く。経営資源の一定の割合を新たな事業に大胆に注ぎ、変化に立ち向かうべきだと訴える。

<span class="fontBold">刀CEO 森岡 毅[もりおか・つよし]氏</span><br />1972年生まれ。96年P&G入社。ブランドマネージャーとして日本ヴィダルサスーンの黄金期を築いた後、2004年P&G世界本社(米シンシナティ)へ転籍。ウエラジャパン副代表などを経て10年ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)入社。12年、同社CMO(最高マーケティング責任者)。経営危機にあったUSJを数年で再建した。17年、マーケティング精鋭集団「刀」を設立。(写真=北山 宏一)
刀CEO 森岡 毅[もりおか・つよし]氏
1972年生まれ。96年P&G入社。ブランドマネージャーとして日本ヴィダルサスーンの黄金期を築いた後、2004年P&G世界本社(米シンシナティ)へ転籍。ウエラジャパン副代表などを経て10年ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)入社。12年、同社CMO(最高マーケティング責任者)。経営危機にあったUSJを数年で再建した。17年、マーケティング精鋭集団「刀」を設立。(写真=北山 宏一)

2年前にお会いしたときは「さっき、警察から狩猟免許の合格の連絡が来たんです」と話していました。

 今シーズンは十数頭のエゾシカを仕留めました。この週末は北海道の道東に行ってきて、いろんなシカを捕りました。私はまだ見習いのようなものですが、捕るときは必死です。

 銃の引き金を引くのか引かないのか、さあどうする、という瞬間に頭が研ぎ澄まされ、自分の原始的な脳の何かのスイッチがパチンと入る。そのときに、妙に腹が据わって冷静になれる。「今ここぞ」と、この人さし指の先に人生のすべてがかかっていると思うと、すごい集中力で引き金が引けるんです。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1929文字 / 全文2418文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。