この記事は日経ビジネス電子版に『「収益改善の糸口はクラフトビールに」 キリンビール堀口次期社長』(12月21日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』12月27日・1月3日号に掲載するものです。

9月に急逝した前社長の布施孝之氏の下、国内ビール市場が縮小する中で販売を伸ばしてきたキリンビール。ただし、事業利益率の改善は道半ば。2021年7~9月期は約10%で、前年同期から約3ポイント下がった。22年1月1日付でキリンビール社長に就任する堀口英樹氏はどのように収益改善に挑むのか。

<span class="fontBold">キリンビール社長に就任する堀口英樹氏。高付加価値商品に注力して収益改善を目指す</span>(写真=北山 宏一)
キリンビール社長に就任する堀口英樹氏。高付加価値商品に注力して収益改善を目指す(写真=北山 宏一)

 「クラフトビールなどの高付加価値商品は収益性が高い。ここにビール事業の収益改善のポイントがある」。2022年1月1日付でキリンビール社長に就任する堀口英樹・現キリンビバレッジ社長は、日経ビジネスの取材でこう語った。

 キリンビールは18年3月に発売した新ジャンル(第三のビール)の「本麒麟」や20年10月発売の糖質ゼロビール「キリン一番搾り 糖質ゼロ」などのヒットで販売を伸ばしてきた。堀口氏が社長に就く人事を21年11月に発表した磯崎功典キリンホールディングス(HD)社長は、「新たな収益構造改革に取り組んでもらう」と期待を込めた。

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