この記事は日経ビジネス電子版に『ソニー、バラをつかめるロボ技術 最高益後見据え「次」の仕込み』(12月10日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』12月20日号に掲載するものです。

ソニーグループは12月7日、研究開発の成果を披露する展示会「ソニーテクノロジーデー」を開いた。注目を集めたのは初披露となるロボットで、バラの花のような柔らかい物もつかめる世界初の技術という。「感動」をキーワードにソニーらしさを取り戻し今期営業益1兆円を見込む同社の新たな仕込みが始まっている。

<span class="fontBold">300個を超える数のセンサーを使い、柔らかい物をそっとつかむ</span>
300個を超える数のセンサーを使い、柔らかい物をそっとつかむ

 黄色いバラの花を渡すとそっとつかみ、人間がまた茎を持ったと分かるとゆっくり手を放す。ボトルを渡すと、今度は中身をもう片方の手持ちのコップに流し込む──。

 技術展示会で初めて披露されたロボットのデモの様子だ。人間でもちょっと力を入れてしまえば壊れるような物を難なくつかむ。つかむ作業について事前にロボットに動きを教える「ティーチング」は不要だ。

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