この記事は日経ビジネス電子版に『新興国発、二輪車電動化の波 中国製5万円バイクは日本勢への刺客か』(11月23日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』11月29日号に掲載するものです。

インドやインドネシアなど新興国を中心に二輪車の電動化に拍車がかかっている。電動化を好機とみる新興メーカーが相次いで新規参入し、既存の二輪車メーカーの牙城を切り崩そうとしている。エンジン時代の世界の二輪車市場で大きな存在感を誇ってきた日本勢が足をすくわれる恐れはないのだろうか。

<span class="fontBold">インドのオラが開発した電動スクーター。発売から2日で約170億円を売り上げたという</span>
インドのオラが開発した電動スクーター。発売から2日で約170億円を売り上げたという

 「毎秒2台、(電動)スクーターが売れています!」 「訂正、毎秒4台でした」──。9月半ば、SNS(交流サイト)で興奮気味につぶやいていたのは、インドの配車サービス大手オラのバービッシュ・アガルワル最高経営責任者(CEO)だ。オラはソフトバンクグループも出資するユニコーン(企業価値が10億ドルを超える未上場企業)。二輪車の製造に参入し、9月に第1弾となる電動スクーター「OLA S1」を発売した。

 最高時速は115km。フル充電で181km走るという。価格は9万9999ルピー(約15万円)から。販売の滑り出しは上々で、発売から2日で110億ルピー(約170億円)の売り上げを記録したという。2022年にも年産能力を200万台まで引き上げる。

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