この記事は日経ビジネス電子版に『JR4社の最終損益3700億円下振れ 逆風下、事業の種探す長期戦に』(11月9日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』11月15日号に掲載するものです。

JR東日本などJR4社合計の2022年3月期最終損益は、黒字予想から一転、大幅な赤字見通しとなった。新型コロナウイルス禍に揺さぶられる構図が続き、下方修正の額は3700億円に上る。コスト削減などの構造改革とともに、現場主導のイベントなど新事業の種を探す試行錯誤が続く。

本州3社が2期連続の最終赤字に
●JR4社の2022年3月期最終損益見通し
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 「2022年3月期の最終黒字化は必達目標」──。こう公言していたJR各社が、そろって業績を下方修正せざるを得なくなった。

 7月に最大1165億円の最終赤字になると発表していたJR西日本に続き、10月27日にJR東海が300億円の赤字、28日にJR東日本が1600億円の赤字になると発表した。JR九州は最終黒字だが129億円から34億円へ下方修正し、4社合計で最大3000億円の赤字だ。コロナ禍前の19年3月期にJR東が稼いだ最終黒字とほぼ同額の規模に当たる。

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