この記事は日経ビジネス電子版に『郵便局に両極端な「無人コンビニ」 日本郵政とファミマ、思惑一致』(11月1日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』11月8日号に掲載するものです。

日本郵政が郵便局の集客力向上にむけ、ファミリーマートの新型店舗を設置した。日用品を扱うコンビニエンスストアの機能を取り込み、周辺住民の生活に密着して存在意義を高める方向だ。新規出店が難しいコンビニと、実店舗の集客力を高めたい日本郵政の思惑が一致した。

<span class="fontBold">埼玉県川越市の郵便局に設置されたファミマの無人店舗</span>(写真=共同通信)
埼玉県川越市の郵便局に設置されたファミマの無人店舗(写真=共同通信)

 リアル拠点としての郵便局の魅力を高めようと、日本郵政が新たな一手を繰り出した。10月29日、ファミリーマートと連携した郵便局内店舗を2カ所で開業。コンビニエンスストアの機能を取り込むことで存在意義を高める実験的な位置づけだ。

 新型店は2パターンある。一つは広さ14m2ほどの小型無人店舗で、品ぞろえは約350種類。利用者が商品を手に取るとカメラやセンサーが自動的に識別し、出口手前のレジでセルフで決済する仕組みだ。1号店は埼玉県川越市の郵便局に設置した。

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