この記事は日経ビジネス電子版に『ソニー、稼ぎ頭のゲームも「選択と集中」 事業売却のしたたかさ』(10月25日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』11月1日号に掲載するものです。
ソニーグループが主力のエンターテインメント部門で「選択と集中」を進めている。制作スタジオなどを急ピッチで買収する一方で、オンラインゲーム事業を約1100億円で売却する。映画やアニメと縁遠いビジネスを切り離しつつ、有望企業を押さえるしたたかさも見せている。

ソニーグループは10月18日、映画子会社傘下のオンラインゲーム事業をゲーム開発スタートアップの米スコープリーに約10億ドル(約1100億円)で売却すると発表した。
ソニーはエンターテインメントを成長領域に定め、長期的に世界10億人と直接つながることを目指している。中核にするのはIP(知的財産)とデジタル配信基盤だ。
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